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パリ【パトリックロジェ】徹底解説!

もんめい

都内勤務の現役パティシエールです。
作り手目線で素敵なお菓子や観光情報をご紹介します。
製菓衛生師、製菓衛生責任者

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パティスリー

こんにちは!

フランスのショコラ界の大巨匠パトリックロジェさんのパリのお店に行くことができたのでご紹介します。

パリのお店に行きたい人は勿論、日本から取り寄せる方にもおすすめ商品など参考になれば幸いです。

パトリックロジェとは?

パトリックロジェはフランスで最も尊敬されるショコラティエの1人です。というのも、【MOF】や【レジオンドヌール勲章】を受賞するなど受賞歴がただものではないのです…!

世界中のパティシエのみならず、チョコレート好きを虜にする方です。

ブティックは現在フランスのみ

上記の通り、少し述べただけでも卓越した技術が伺えるパトリックロジェさんですが、2023年現在は残念ながら日本には店舗がありません。

フランスパリに7店、郊外に2店あります。

日本ではネットショップで買うこともできますが、どうしても高くなってしまいます。(後の章で詳しく書きますね)

その希少さも、ファンが憧れる要因かもしれませんね。

パリ3区のブティックへ!

今回私は、2023年3月に3区アルシーヴ通りのブティックに伺いました。

店内はシックで落ち着きがある雰囲気です。 3組ほど店内で買い物をしていました。

美しいエメラルドグリーンの箱に入ったショコラがずらりと陳列されています。こちらでは全て箱売りのようでした。

フランス語はあまり話せないので、購入したい商品の写真を撮り、ヴァンドゥーズの方に見せて購入しましたが、親切な接客をしてくださいました。お会計にショコラを1つ味見で頂きとても嬉しかったです。

購入品開封!無事日本に持って帰れる…?

今回はこちらの2点を購入しました。

左の9個入りはアソート。

右の16個入りがアンスタン・ノワール&レ。

チョコレートはとても繊細。特に半球のものは本当に薄いコーティングなので無事に持って帰れるか不安でしたが、無事でした

因みに布で巻いてスーツケースにいれて飛行機に預けました。もし購入し日本に持ち帰りたい場合は、緩衝材などで梱包することをおすすめします。

アソート

3種類の味が3個ずつ入って15€でした。ネットショップでは見つけることができませんでした。

AMAZONE

1番右のグリーンのものです。薄ーいチョコレートの壁を割るとライムのキャラメルがとろけだし、香りが口いっぱいに広がります。

もし購入する機会が有りましたら、是非食べて頂きたい一品です。

ATOME

中心の一粒飾りがついているもの。オーツ麦のガナッシュです。

DÉSIR

左の少し波打っているものです。ノワゼット(ヘーゼルナッツ)のプラリネとサクサクとした細かいウエハースのような食感です。 香ばしく食感も楽しめる一品です。

アンスタン・ノワール&レ

2種類の味が計16個入って26€でした。ネットショップでは58€。 

ネットショップで日本でも購入は可能ですが、やはり輸送費などでコストは2倍ほどになってしまうようです。

ですのでフランスに行く機会がありましたら是非足を運んでいただきたいです!

INSTINCT

プラリネの魔術師という異名をもつパトリックロジェの代表作

アーモンドとヘーゼルナッツを低温でじっくり加熱するのがこだわりだそうです。

そのおかげで口に入れた瞬間、ジャリっとした食感と共にじんわりとナッツの旨みと香りが広がります。濃厚で香り高いので満足感のある一品です。

左がレ(フランス語でミルク、ミルクチョコレートのことです)、右がノワール(フランス語で黒、ビターチョコレートのことです)になっています。

レの方が甘く柔らかい味わい、ノワールは苦味が全体を引き締め止まらなくなる味わいになっています。

代表的なチョコレートなので、機会がありましたら是非味わっていただきたいです。

最後に

私はお菓子の中で特にチョコレートが好きでよく食べるのですが、その中でも本当に心に残るものばかりでした。

バレンタインの時期には、百貨店での催事などでも購入できる機会があるかもしれません。もしご興味がありましたらぜひお楽しみください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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