リヨンはフランス屈指のグルメ都市として知られ、地元の食文化や絶品料理が堪能できる場所です。
今回は、実際に訪れた名店から、リヨンのグルメシーンをお届けします。
歴史あるブション(伝統的なリヨン料理のレストラン)から、高級チョコレートやパン屋まで、多彩なグルメスポットを厳選しました。
Daniel & Deniseやベルナシオン、ポール・ボキューズ市場など、リヨンならではの美味しいひとときを楽しめるお店を紹介しますので、次の旅行の参考にしてみてください!
リヨン名物のブション!伝統の味を楽しめる『Daniel & Denise』
リヨンに来たら絶対に体験していただきたいのはブションです!
日本人の口に合いやすいジャンルだと思いますし、お値段も手が届きやすいお店が多いです。
ブションとは何か?という解説と、おすすめなお店もご紹介していきます!
ブション(Bouchon)とは?
「ブション(Bouchon)」とは、リヨン独特のカジュアルな郷土料理レストランのことを指します。フランス全体で見ても、ブションはリヨンにしかほとんど存在しない特別な食文化です!
ブション(Bouchon)の特徴
- 素朴で家庭的な雰囲気:豪華なレストランというより、木のテーブルや赤と白のギンガムチェックのクロスなど、温かみのある内装が特徴です。
- 郷土料理がメイン:リヨンならではの肉料理や内臓系の料理が多いです。
- ボリューム満点!:しっかり食べられる大皿料理が多く、お腹いっぱいになります!
ブション(Bouchon)の代表的な料理
- クネル(Quenelle) – フワフワの魚のすり身団子を濃厚なナンチュアソース(エビのクリームソース)でいただきます。
- サラダ・リヨネーズ(Salade Lyonnaise) – ベーコンとポーチドエッグがのった贅沢なサラダです。
- パテ・アンクルート(Pâté en Croûte)– パテ(肉のパテ)をパイ生地で包んで焼いた料理。フランスの伝統的なシャルキュトリー(加工肉料理)のひとつです。
- ジャガイモのグラタン(Gratin Dauphinois / Gratin de pommes de terre)– じゃがいもと生クリーム、ニンニクを使い、チーズは入れないのが伝統的なスタイルです。
Daniel & Denise(ダニエル&ドゥニーズ)
Daniel & Denise(ダニエル&ドゥニーズ)は、リヨンを代表するブションのひとつで、MOF(フランス最優秀職人)を受賞したシェフ、ジョセフ・ヴィオラ(Joseph Viola)氏が手がける名店です。


オープン前に撮影した写真なので暗いですが、お店には沢山の受賞歴のステッカーが貼られています。
左の写真は、リヨン商工会議所が伝統的な本物のブション料理を提供しているブションに対して与えるレ・ブッション・リヨネ Les Bouchons Lyonnais という称号です。こちらが掲げてあるお店に入れば間違いなしです!

店内は温かみがあるウッド調で、赤い小物がアクセントになっていてとてもかわいらしいです。由緒あるお店ですが、リラックスして楽しめる雰囲気でした。オープンから少しすると地元の人でにぎわい、愛されているのを感じました。
またウェイターさんがハキハキカッコよく仕事されていたのが印象的です。フランス語が得意でない私たちにもとても親切にしてくださいました。

こちらが先ほどご紹介したパテアンクルートです。
特にこちらのは看板商品なので是非召し上がっていただきたい一品です!
本来はこちらの2倍のサイズですが、ご厚意で半分に切って提供してくださいました。この心づかいが本当に嬉しかったです!サービスの質の良さが伺えますね。
さっくりとしたパイ生地と、ぎゅっと旨味の詰まったお肉、アクセントのいちじくのコンフィがマッチして、鼻に抜ける香りがたまりません!

こちらがクネルです。
ふんわりとした食感は、はんぺんよりをもう少ししっかりとさせたイメージです。
海老の香るソースがとっても美味しく、パンにつけて頂きました。

こちらが付け合わせのグラタンとポテトです。
このグラタンが本当に濃厚でクリーミーで美味しくて・・・!
乳製品のコクをたっぷり感じ、もうこれを超えるグラタンに今後出会えるかな?と思いました笑
付け合わせでこのレベルが出てくるので、ボリューミーなのが伺えると思います。お腹一杯楽しむことができると思います!
MOFシェフが手がける極上ショコラ!リヨンの名店『Philippe Bel』
リヨンには世界的に有名なショコラトリーが2つあります。
まず一つ目はPhilippe Bel(フィリップベル)です。
ボックスのチョコレートを購入しましたが、王道のものから趣向を凝らしたものまで、どれも素材をしっかり感じ、説明を読まなくても味がわかるような風味の良さがとても美味しかったです。
この時の旅行で数種類のブランドの箱入りチョコレートを持ち帰ったのですが、パッケージもしっかりしていたためか一番綺麗に持ち帰ることができました。失敗したくない大切な人へのお土産にとてもお勧めです!
日本では店舗がなく購入が難しいうえ、輸入代などがかさみ、かなり高価なので、リヨンに行く際には是非楽しんでいただきたいグルメです!
詳しい訪問記はこちらにまとめてありますので、合わせてご覧ください!
リヨン発の名門ショコラトリー!Bean to Barの先駆け『Bernachon』
リヨンにある世界的なショコラトリーのもう一つはBernachon(ベルナシオン)です。
ベルナシオンは、カカオ豆からチョコレートを作り上げる「ビーントゥーバー」の先駆けとも言えるショコラトリーで、カカオの素材を存分に楽しむことができるショコラトリーです。
こちらはショップの横に「サロン・ド・テ」が併設されており、ケーキや軽食を楽しむこともできます。
私は「パレドール」というショコラを頂きましたが、その香り高さに感激しました。
こちらも日本には店舗がなく購入が難しいうえ、かなり高価に跳ね上がってしまうので、リヨンに行く際には是非楽しんでいただきたいグルメです!
詳しい訪問記はこちらにまとめてありますので合わせてご覧ください!
リヨン屈指の名ブーランジェリー!職人技が光る『Pozzoli』
リヨンで美味しいパンをお探しなら、Pozzoli(ポゾリ)がおすすめです!
リヨンのパン屋の中で唯一MOFの称号(フランスの国家最優秀職人賞)を獲得しているお店なので実力は折り紙つきです。
朝早くから営業しているので、朝食にもおすすめです。
リヨン名物!鮮やかな赤いプラリネが輝く『Pralus』のブリオッシュ
リヨン名物の一つに「プラリン・ルージュ」があります。これはフランス語で「赤いプラリネ」を意味します。
プラリネとは?
簡単に言うと、アーモンドなどのナッツ類を煮詰めた砂糖でコーティングしたもの。甘さの中にナッツの香ばしさと旨味が感じられます。プラリネは、ペースト状にしてクリームやチョコレートに混ぜたり、そのままカリカリとした食感を楽しんだりと、さまざまな楽しみ方ができます。
赤いプラリネとは?
プラリネに赤く着色したもので、リヨンではタルトやパンに混ぜ込むのが定番。特に、赤いプラリネをたっぷり使ったタルトやブリオッシュは、リヨンを代表するスイーツとして親しまれています。

中でもPralus(プラリュ)の赤いプラリネのブリオッシュは大人気!
甘めでふんわりとしたパン生地に、カリカリとした食感が癖になります。
顔より大きいサイズ感なので何人かで分け合って食べるのがおすすめです!
『ポール・ボキューズ市場』でリヨンの食文化に触れる
リヨンの名物やグルメをお求めなら、ポールボーキューズ市場に行くのもおすすめです!
リヨンの美味しいものだけを集めたこちらの市場には50ほどの店舗が集まり、お肉やお魚などの生鮮食品から、パン、スイーツ、チーズなど観光客でもお土産にしやすい食材まで様々な取り扱いがあります。
こちらでパンやチーズを買ってホテルで味わうのも良いですし、お食事ができる店舗もいくつか入っているのでランチなどで利用するのもピッタリです!
日本では見ることがない売り方や品ぞろえは、見ているだけでもとても楽しいです。屋内施設なので、天候を気にせず楽しめるのも魅力です。
詳しい訪問記はこちらにまとめてありますので、合わせてご覧ください!
最後に
リヨンのグルメシーンは、どこを訪れてもその土地ならではの味を堪能できる魅力的な場所です。
伝統的なリヨン料理を味わえるDaniel & Deniseや、上質なチョコレートとパティスリーで知られるベルナシオン、そしてポール・ボキューズ市場での食材探しなど、リヨンならではの美味しい体験が満載でした。
それぞれのお店が提供する独自の味と雰囲気は、グルメ旅をさらに豊かにしてくれることでしょう。次回リヨンを訪れる際は、ぜひこの記事を参考に、これらの名店で素晴らしい食のひとときをお楽しみください!
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