
「パティシエになるには、資格が必要なの?」
「どの資格を取れば有利なのか知りたい…」
そんな疑問を持っている方は、決して少なくありません。
実際、「パティシエ 資格」と検索する人の多くが、
- 未経験からこの道に進みたい
- 将来は独立したい
- キャリアアップしたい
といった“目的のためにどんな資格が必要か”を知りたがっているのではないでしょうか?
結論から言えば、パティシエになるのに絶対必要な資格はありません。
でも、資格があることで信頼・就職・独立・転職など、キャリアのさまざまな場面で有利になるのは事実です。
この記事では、パティシエの視点から
- どんな資格があるのか?
- どのタイミングで取るのがベスト?
- どの資格が自分の目的に合っているのか?
3点をわかりやすく解説していきます。
「資格がないから無理かも…」と悩む人の背中を押せる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください!


パティシエ8年生 もんめいです!
- 個人店・企業・製菓学校教師それぞれでパティシエの経験を積む
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パティシエに資格は必要?そもそもの基本を解説
結論:資格がなくてもなれる!けれど有利になる場面も
実は、パティシエという職業に必須の国家資格は存在しません。
製菓学校を出ていなくても、資格を持っていなくても、洋菓子店やホテルで働き始めることは可能です。
ただし
- 就職や転職の際にスキルの証明になる
- 企業系・ホテル系では資格を評価されやすい
- 独立開業時には「持っていて当然」と思われる場面もある
なぜ「パティシエ=資格が必要」と思われがち?
「パティシエになるには専門学校で資格を取らなきゃ」と思っている人が多いのは、
- 専門学校のパンフレットに資格取得の説明が多く載っている
- 飲食業界=“資格職”というイメージがある
- 「製菓衛生師」「技能士」など国家資格の存在が広く知られている
こうした理由から、“資格がないとパティシエになれない”と思い込んでしまう人が多いのです。
資格があると有利になる3つの場面
1. 就職・転職のときのアピール材料に
→ 資格は客観的なスキル証明になるため、選考の場で評価されやすくなります。
2. 技術職としての信頼度が上がる
→ 特にホテル・企業パティシエ・高級パティスリーなどでは、資格の有無が採用の判断基準になることも。
3. 独立・開業時に必要になるケースも
→ 製菓衛生師を持っていれば、食品衛生責任者の講習免除など、開業時の手続きもスムーズです。



企業系のパティシエだと、持っている方が多いかな・・という印象です
つまり、資格は「絶対ではないけれど、“選択肢”や“働き方の幅”を広げる大きな武器」になります!
パティシエに関連する代表的な資格一覧
「パティシエ 資格」と検索したとき、いろいろな資格名が出てきて迷ってしまったことはありませんか?
ここでは、パティシエとして役立つ代表的な資格を4つに分けて紹介します。
製菓衛生師(国家資格)
パティシエ業界で最もメジャーな国家資格。
- 各都道府県が実施する試験に合格して取得
- 受験には製菓専門学校卒 or 実務経験が必要
- 取得すると、食品衛生責任者の講習が免除になる(=開業に便利)
「いずれ自分のお店を持ちたい」「企業系に入りたい」という人は、ぜひ取りたい資格!
菓子製造技能士(1級・2級)
“技術力”を証明するための国家資格。
- 技能検定制度に基づく技術試験(筆記+実技)
- 2級は実務経験2年以上、1級は7年以上が目安
- 合格すると、確かな技術を証明できるプロフェッショナル資格
「経験を積んでキャリアアップしたい」「実力を評価されたい」人におすすめ!



専門学校教師などは、とる方も多いですね
食品衛生責任者(開業時に必要)
自分でお菓子屋さんやカフェを開業するなら必須!
- 各自治体が実施する1日講習を受ければ取得できる
- 製菓衛生師を持っていれば、講習を受けなくてもOK
- 店舗営業には法律でこの資格の保持者が必要
民間資格(通信講座や趣味系)
- 製菓理論・洋菓子技術などが学べる通信講座(ユーキャン・キャリカレなど)
- スキルの基礎や資格習得のきっかけとして活用できる
- 国家資格ではないが、履歴書に書ける&学びの証になる
「いきなり国家資格は不安」「まずは基礎から勉強したい」という人にぴったり!
こんな人にはこの資格がおすすめ!目的別に解説
パティシエに関連する資格はたくさんありますが、
「自分が目指す働き方」に合った資格を選ぶことが大切です。
ここでは、目的別にどの資格を目指すべきかを分かりやすくまとめました!
未経験から就職・転職したい人 → 製菓衛生師 or 製菓専門学校卒業
- 製菓衛生師を持っていれば「基礎知識あり」と評価されやすい
- 製菓学校卒業者は資格がなくても採用されやすい傾向も



必須ではありませんが、衛生について学ぶのは大切!


現場経験を活かしてキャリアアップしたい人 → 菓子製造技能士(1級・2級)
- 実務経験を積んでいれば、技能検定で自分の技術を証明できる
- ホテル・企業系では評価されやすい
- 国家資格なので、転職時のアピールにも◎
「現場たたき上げだけど肩書きがほしい」人にぴったり!


将来、自分のお店を持ちたい人 → 製菓衛生師+食品衛生責任者
- 製菓衛生師があれば、食品衛生責任者の講習免除
- 保健所の営業許可申請にもスムーズに対応可能
- 資格+経歴があれば金融機関の信頼も得やすい
まずは基礎から学びたい人 → 民間資格・通信講座からスタート
- ユーキャンなどの講座で基礎理論を学ぶ
- 「自分に向いているかどうか試したい」という人にも◎
- 履歴書にも書けるので、学習意欲をアピール可能!
「まずはできることから」タイプの人に最適!
このように、自分のキャリア・目標に合った資格を選べば、転職も開業もより現実的に近づいてきます!
資格をとるには?取得方法・費用・難易度まとめ
ここまでで「取りたい資格」は見えてきたかもしれません。
では実際に、どうやって資格を取るのか?費用は?難易度は?
という具体的な部分を、主要資格ごとにわかりやすく解説します!
製菓衛生師の取得方法・難易度・費用
- 受験条件:
① 製菓専門学校(厚労省指定校)を卒業する
② 実務経験2年以上を経て受験する - 試験内容:
筆記試験のみ(衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、製菓理論 など) - 合格率:全国平均 70〜80%程度(比較的やさしめ)
- 費用目安:
・専門学校:約150〜200万円(通学2年制の場合)
・独学ルート:受験手数料のみ(1万円前後)
菓子製造技能士の取得方法・難易度・費用
- 等級:1級(熟練レベル)、2級(中級者レベル)
- 受験条件:
2級 → 実務経験2年以上
1級 → 実務経験7年以上(または2級取得後2年) - 試験内容:
筆記+実技(お菓子づくりの実演+工程管理など) - 合格率:
・2級:60〜70%
・1級:40〜50%(年によって変動) - 費用目安:1万〜2万円(受験料+道具代など)
技術力に自信がある人、キャリアを証明したい人向け!
食品衛生責任者の取得方法・難易度・費用
- 取得方法:
各自治体の講習を1日受けるだけ(オンラインもあり) - 合格率:受講すればほぼ100%取得可能
- 費用目安:1万円前後(地域によって異なる)
民間資格・通信講座での学習方法
- 例:ユーキャン「パティシエ講座」、キャリカレ「製菓パティシエ資格取得講座」など
- 内容:基礎理論+簡単な実技のセット教材、添削・サポート付き
- 費用目安:3万〜7万円程度(分割払いOKの講座も)
- メリット:自宅で学べる、資格取得の入り口にちょうどいい
「まずは基礎から」「働きながら学びたい」人にぴったり!
資格がなくても採用される方法&転職のコツ
ここまで読んで「やっぱり資格を取ったほうがいいのか…」と不安に思った方もいるかもしれません。
でも安心してください。実は、資格がなくてもパティシエとして働ける道はしっかりあります。
現場では「資格より実務経験」が重視されることも多い
特に小規模なパティスリーや個人店では、
- 実務経験があるかどうか
- 明るさ・丁寧さ・やる気
- チームで働く姿勢
こういった“人柄とポテンシャル”を重視するケースが多いです。
「未経験OK」「資格不要」の求人を探すのがカギ
今は人手不足の背景もあり、
- 未経験OK
- 資格不要
- 見習いからスタート可
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まとめ|資格は武器になる。でもそれだけじゃない
パティシエになるために、資格は“絶対に必要”というわけではありません。
でも、資格があることで――
- 信頼されやすい
- 就職・転職で有利になる
- 独立開業への道がスムーズになる
といった“キャリアを広げる武器”になるのは間違いありません。
とはいえ、資格だけで道が開けるわけでもありません。
現場で学びながら実力をつけていくこと、
そして「お菓子が好き」「人に喜んでもらいたい」という気持ちを忘れないことが、何より大切です。
今の自分に必要なのは、資格なのか、実務経験なのか――
それを見極めて、自分らしいペースで一歩を踏み出せば大丈夫。
資格を取ることも、転職を考えることも、
「もっと良くなりたい」というあなたの前向きな気持ちの証です。
あなたの夢が、現実に近づく一歩になりますように!
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