こんにちは!
今回はシリルリニャックさんのケーキをご紹介します。
正直、前回パリに行った際伺った中で1番印象に残る素晴らしいガトーに出会えましたので、是非ご覧ください。
シリル・リニャックとは
Cylil Lignacシリル・リニャック氏はパリでレストランやパティスリーを10店舗ほど持ち、雑誌やテレビ番組に数多く出演するスターシェフの1人です。
現在インスタグラムのフォロワーは323万人。世界中にファンを持つパティシエということが伺えますね。
シリルリニャックに行こう!
今回伺ったのはパリ シャイヨにあるPastry Cylil Lignacです。
伺ったのは2023年3月頃です。
小さな店舗には外まで人が並んでいましたが、回転が良くさほど待ちませんでした。
午後に伺いましたがどんどん追加されるので選ぶことができました。ケーキ、ヴィエノワズリーはショーケースの中に入っているのでオーダーして取っていただく形です。
購入品紹介
Tarte Citron タルトシトロン
ヘーゼルナッツのサブレにクレームシトロン。
こちらが本当に衝撃を受けたガトーでした。
まず見た目が美しいですよね。ズラリと並んでいてもすべてきちっとそろっていて仕上げがとても丁寧。そしてタルトシトロンという伝統的なお菓子の枠を突破する新しいビジュアル。瑞々しくて思わず食べてみたくなりますよね。
お味も別格です。よく、タルトシトロンのレモンクリームって分離っぽいものやザラついたものもあると思うのですが、こちらはねっとりと超濃厚。しっかり乳化しているのでとてもなめらかです。そこに香ばしいヘーゼルナッツ香るサブレが合わさるので重くなりすぎずベストマッチです。
またフランスに行く際は絶対に食べようと思うほどです。是非食べていただきたい一品。
Baba au rhum ババ オ ラム
ラム酒がたっぷりとしみ込んだブリオッシュ生地にレモンやオレンジの香りがアクセント。
こちらも見た目からして美味しそうで選びました。日本人はお酒のガツンと効いたケーキを嫌煙しがちなので、サバランなども販売しているお店が減ってきているのですが、フランスでは多くのパティスリーで取り扱いがありました。
こちらもたっぷりのシロップがしみ込みとってもジューシーです。甘めですが、柑橘の香りがいいアクセントになっています。
Baguette バゲット
パートナーはパン職人なのですが、絶句するほどの美しさだそうです。笑
確かにこの均一なクープ(切れ込み)、美しいですよね。オーダーすると半分だけ紙で包み、手渡ししてくださいました。これぞパリ!笑
ボルディエのバターと一緒にいただきましたが、外はバリバリ中はもちもち。小麦の香りがふわりとして理想的なバゲットでした。
本当にパンもケーキも、シリルリニャックさんのは仕上げが丁寧で均一で、美しかったです。
最後に
衝撃的に美味しいお菓子と出会えたパティスリーでした。
パティシエさんにもそうでない方にも、フランスの最前線のお菓子に出会える場所だと思います。
ご興味がありましたら是非行ってみてください
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント