未経験からパティシエを目指すとき、
面接でほぼ確実に聞かれるのがこの質問です。
「なぜ未経験でパティシエになろうと思ったのですか?」
夢や憧れはあっても、いざ答えようとすると
「うまく言葉にできない…」
「熱意だけじゃ弱いのかな…」
と不安になってしまいますよね。
でも大丈夫。
未経験でも、あなたの気持ちがしっかり伝わる答え方のコツがあります。
この記事では、パティシエ面接でよく聞かれるこの質問への答え方を、
- 面接官が見ているポイント
- 志望動機の考え方
- 使える例文(3パターン)
3点をあわせて、わかりやすく解説していきます。
「想いはある。でもどう伝えればいいかわからない」
そんなあなたの面接対策を、この記事がサポートできたら嬉しいです!

パティシエ8年生 もんめいです!
- 個人店・企業・製菓学校教師それぞれでパティシエの経験を積む
- 製菓学校教師時代は計100人近い学生の就職相談を受ける
- 自身も転職で年収70万UPの経験あり
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「なぜ未経験でパティシエに?」はなぜ聞かれる?
面接官がこの質問で知りたいこと
未経験でパティシエに転職しようとする人に、面接官が必ず聞くのがこの質問。
「なぜ今、パティシエになりたいのですか?」
この質問は単なる興味本位ではなく、その人の本気度・考えの深さ・継続力を見極めるために必ず確認されます。
面接官が見ているのは、こんなポイントです
- 本当にやりたいという気持ちがあるか?(熱意)
- どれくらい具体的にパティシエの仕事を理解しているか?
- 未経験でも努力し続けられそうか?(姿勢)
つまり、やる気だけじゃなく、ちゃんと現実を見て覚悟を持ってるかをチェックしているということなんです。
熱意だけではNG?よくある失敗パターン
「昔からお菓子作りが好きで…」
「夢だったから…」
このような回答は決して悪くはありませんが、それだけだと弱く見えてしまうことも。
よくあるNG例
- 抽象的でぼんやりしている(好き=だからやりたい、だけ)
- 仕事の大変さや厳しさに触れていない
- なぜ今このタイミングで転職なのかが曖昧
採用される人の共通点とは?
未経験でも採用される人は、次のような特徴があります:
- 「パティシエの仕事の現実」も理解している
- 「なぜ今、自分が目指すのか」が明確
- 「これまでの経験を活かせそう」と前向きに考えている
- 「勉強している・行動している」など努力の姿勢を見せている

未経験者の志望動機はどう作る?考え方のステップ
未経験の転職では、経験やスキルで勝負するのは難しい分、
「なぜその仕事に就きたいのか」という理由=志望動機がとても重要になります。
ここでは、志望動機をしっかり組み立てるための3つのステップを紹介します。
①「なぜパティシエなのか」を言語化する
まず一番大切なのが、「なぜ自分はパティシエになりたいのか」を自分の言葉で整理すること。
たとえば
- 「手を動かして何かを作る仕事がしたい」
- 「“美味しい”と言ってもらえる仕事に魅力を感じた」
- 「学生時代のアルバイトで接客とお菓子づくりの楽しさに触れた」
②「今までの経験をどう活かせるか」を整理する
未経験だからといって、過去の経験が無意味なわけではありません。
むしろ、異業種で得たスキルをどう活かすかを伝えられると好印象です。
例
- 営業 → 人と接する力/段取り力
- 事務 → 丁寧さ/正確さ/効率的に動く工夫
- 接客業 → お客様目線/チームワーク
③「この店/企業を選んだ理由」を明確にする
最後に大事なのが、「なぜこのお店(会社)を選んだのか」を伝えること。
- 「お客様と直接関われる店舗で働きたい」
- 「技術を一から丁寧に学べる環境だと思った」
- 「商品開発や企画にも関われるチャンスがあると感じた」
この3ステップを意識すれば、
「やる気+自分らしさ+具体性」が伝わる志望動機がつくれます!
そのまま使える!志望動機の例文3パターン
ここでは、「なぜ未経験でパティシエに?」という質問に対して使える志望動機の具体例を3パターン紹介します。
自分に近い背景の例を参考にしながら、あなただけの言葉にアレンジして使ってくださいね!
① 事務・営業など異業種からの転職例
これまで事務職として働いてきましたが、学生時代からずっとお菓子作りが好きで、
いつか仕事にしたいという思いがありました。
最近では自宅でケーキを作ってSNSに投稿するのが趣味になり、
改めて“誰かに喜んでもらえるものを作る仕事”がしたいと感じるようになりました。
未経験ではありますが、丁寧に作業を進めることや、チームで動くことには自信があります。
御社では教育制度が整っていると伺い、ぜひ一から技術を学びながら成長していきたいと思い志望いたしました。
② 社会人から製菓学校へ → 就職活動中の例
以前はアパレル販売の仕事をしていましたが、どうしても“作る仕事”に挑戦してみたくて、
思い切って退職し、現在は製菓専門学校に通っています。
製菓理論や技術を学びながら、将来は現場で確かな技術を身につけたいと考えています。
御社は伝統ある技術を大切にしながらも、新しいことにも挑戦されていて、学びの多い環境だと感じました。
アルバイト経験も活かしながら、現場で役に立てるよう努力していきたいです。
③ 主婦・ブランクありからの挑戦例
結婚・出産を機に長く家庭に入り子育てをしてきましたが、子どもが成長したことで、
以前からの夢だったパティシエの仕事に挑戦したいと考えるようになりました。
家庭での料理やお菓子作りはずっと続けており、手を動かすことの楽しさや、
誰かのために作る喜びを改めて感じています。
社会人としての責任感や、地道に続ける力には自信があります。
年齢や経験に関係なく努力できる職場だと感じ、御社に応募いたしました。
この中から、自分に近いパターンをベースに、「なぜ今、あなたがパティシエになりたいのか」を加えると、あなただけの志望動機になりますよ!
面接で印象がよくなる+αの伝え方
志望動機の内容がしっかりしていても、“伝え方”次第で印象は大きく変わります。
ここでは、未経験の面接でプラス評価につながりやすいポイントと、逆効果になりやすいNG例を紹介します!
「成長したい」「学ぶ姿勢」を伝えるフレーズ
未経験での転職では、即戦力よりも“成長意欲”や“姿勢”が評価されます。
たとえばこんなフレーズが好印象!
- 「未経験ではありますが、一からしっかり学びたいと考えています」
- 「技術だけでなく、現場での動き方や考え方も吸収していきたいです」
- 「教えていただいたことは素直に受け止め、すぐ行動に移します」
「現場で何を学びたいか」を1つ具体的に話す
面接官に「この人はちゃんと働くイメージができている」と思ってもらうには、
「何を学びたいか」「どんな働き方がしたいか」を1つでも具体的に話すのが効果的。
- 「基本の生地づくりや、仕込みの動線などを早く覚えたいです」
- 「接客対応や商品説明など、お客様とのやりとりも学びたいです」
面接で避けたいNGワード・伝え方
せっかく熱意があっても、伝え方を間違えるとマイナス評価になることも…。
以下のようなワードは注意!
- 「楽そうだったので」→仕事の大変さを理解していない印象に
- 「自分のお店をすぐに持ちたい」→焦りすぎ・すぐ辞めそうと思われることも
- 「とにかくやってみたいだけです」→準備不足な印象に
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「志望動機は自分なりに考えたけど、これで大丈夫かな…」
「未経験OKの職場って、実際どう選べばいいの?」
そんなふうに悩むのは当たり前です。
でも、そんなときこそ転職のプロに相談するという選択肢もあります!
転職エージェントは“相談相手”として使っていい
転職エージェントというと、「転職を強く勧められるんじゃ?」と思いがちですが、
実は、“キャリアの相談相手”として活用する人もたくさんいます。
- 志望動機の整理や面接対策
- 自分の強みの言語化
- 未経験OKの求人の紹介
など、不安な部分を一緒に整理してくれる存在なんです!
フーズラボ|現場目線のサポートが強み
フーズラボは、飲食・パティシエ業界に特化した転職エージェント。
現場出身のアドバイザーも多く、未経験者の気持ちや不安に寄り添ってくれると評判です。
- ブラック求人を除外した紹介
- 面接対策も丁寧にサポート
- LINEで相談できるので忙しい人にも◎



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「相談だけ」でもOK!自分に合った方法を見つけよう
エージェントは、登録しても必ず転職しなきゃいけないわけではありません。
「今後のために相談だけしておく」「求人だけ見てみる」も大歓迎です。


まとめ|未経験でも、想いを言葉にできれば大丈夫!
未経験からパティシエを目指すことは、たしかに勇気のいる挑戦です。
でも、「なぜこの道を選んだのか」「これからどうなりたいのか」というあなた自身の想いは、何よりも強い武器になります。
面接官が知りたいのは、完璧な経歴ではなく、
- この人は本気でこの仕事に向き合いたいと思っているか
- 現実を理解したうえで覚悟をもって来ているか
- 長く一緒に働いていけそうな人か
そんな“人柄”や“姿勢”です。
この記事で紹介した考え方や例文をヒントに、
あなた自身の言葉で、あなたらしい志望動機を組み立ててみてください。
そして、どうしても迷ったときや不安なときは、プロに相談するのもひとつの手段。
あなたの「なりたい」という気持ちを、無理なく形にするサポートをしてくれるはずです。
未経験だからこそ、伝えられる想いがあります。
あなたらしい言葉で、自信を持って面接に臨んでくださいね。
応援しています!
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